目の前の人のために

ヨガクラスのレッスンをするようになって、だいぶ時間が経ちました。

 

いつも思うのは、目の前でレッスンを受けてくれている方が満足してくれるかどうか。

 

これを気にしすぎると自分で、「今日はこれやろう、あれやろう」っていうのから遠くなってしまうこともあるけど、

 

まずは「今日も受けてよかった」と思ってもらえるように心がけること。

 

 

ところが、どうしても立ちはだかる壁というものがあります。

 

 

限界効用逓減の法則(げんかいこうようていげんのほうそく)

 

経済学の用語らしいです。

 

これは”財の消費量が増えるにつれて、財の追加消費分(限界消費分)から得られる効用は次第に小さくなる”ということ。

 

はい??って思いますが、

つまり、

 

一口目が一番おいしい。

 

最初が一番感動。

 

最初に勝るものはない!

 

ということです。

 

白いご飯を食べ続ければ、おかず、おかずを食べていれば、お味噌汁を・・・。

というように飽きが来るわけです(笑)

 

美人が三日で飽きるというのもこれのせいなのでしょうか????

 

わかりやすい例は、

”のどが渇いた時のお水”

 

一口目はおいしいけど、

喉が潤ってくると、

徐々に最初の感動は得られなくなり、

すぐに他のものを欲するようになる。

 

 

これをいつも意識します。

最初に私のレッスンを受けてくださってから、ずっとヨガを続けにきてくださっている方。

 

人は飽きがくるはずなのに、必ず・・・

 

それでも、毎週寒い雪の中も雨の中も用意をして、時間を割いて、マットを持って、集まってくれるのはキセキですねドキドキ

ありがとうございます。

 

私はいつも一口目のお水のようになりたい、と思ってます。

難しいのだけど、いつも同じ不調があるわけではないので、いつも同じ心というわけでもないので、

その方のその日に合わせたレッスンができれば最高にいいな!!と思っています。

 

 

でも、それが叶わないときもあり、

限界効用逓減の法則の壁にぶち当たったな・・・

と思うのでした。