こんばんは。
札幌のヨガインストラクターmicoです。
携帯電話を持つようになって10年以上経ちました。
今ではラインだの、フェイスブック、Twitterなど、メールや電話に加えてたくさん繋がる機会があります。
恋人や家族、友達からの連絡がないと不安になり、相手の行動を知りたくなる…なんてことありますか?
最近いろいろ話題になっていますが、ラインの既読のあと連絡がこない、だとか、このブログもそうですが、反応を期待してしまうという気持ちは多かれ少なかれあるんだと思います。
これって待つ力が試されているんだな、と。
待つって難しいんです。
バスを待つとします。
早く来るようにすることもでないし、時間を進めることも出来ません。
バスが来るまで、どこかお店に入りあれこれ買い物をしているうちに、そうだ今日の夕食はこれにしよう!なんて考え、気がつくと買い物に夢中。
バスは?というと、行ってしまった…ということだってあります。すると、もう待っていなかったわけですよね。
待つのは難しいものです。
ヨガのポーズではいつも、この待つ努力、を思い出します。
ヨガを初めてやった日のこと…
こんなの無理だよ、みんな出来てるの?先生、キレイだなー。
と思いました。
写真のyoko先生のようにキレイに胸が開いて足が伸びるなんて、どうしたらいいの?って思いませんか?
ヨガは、ポーズを頑張る必要も無理をする必要もありません。
だから、キレイなポーズを取りたいと思っても、痛いのならやめておくべきです。
じゃ、何をしたらいいの?
それは、待つ努力、ただそれだけです。
身体が変わるのをひたすら待つのです。
そうするとある日突然、ポンとできたり、じわりじわりできるようになったり…
でも、まだまだ私もできない、納得のいかないポーズが山ほどあり、待っています。
もしかしたら一生できないかもしれませんが、ただ毎日向き合い待っています。
よくヨガをやると心が穏やかになった、明るくなったなど、心の変化の声を聞きます。
それは、こうした待つ努力のようなものを感じ、ヨガが心の力を鍛えるからだと思います
ヨガは初めて、身体が硬いから私には向いてない、という人も大歓迎な理由はまさにコレです!
最初から全部できたり、その場が楽しいだけではエクササイズですが、そこにヨガ哲学があるから面白い
そんなことを伝えたく、札幌市内、近郊どこでもお邪魔する出張スタイルのヨガを始めたわけです。
今年もよろしくお願いします
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