こんばんは!
札幌の出張ヨガインストラクターMicoです
日曜日はどのようにお過ごしでしたか?
よくスポーツクラブなどの会員様に、
ヨガをすると良い時間はいつですか?
と聞かれます。
答えは、
昼間の早い時間の方がいいですが、どの時間でもOKです。
ただし、条件が!
ヨガの種類によりますが、夜のヨガの場合は、
必ず最後にリラックスのポーズ シャバーサナ でお休みし、
ゆっくり寝るのであれば、いつでもOKですよ!
というのが答えだと、思います。
(そうじゃない!という先生もいらっしゃるので、これが答えというのはないのですが)
その理由として、前回前々回からお話ししている睡眠が大きくかかわっています。
その記事を読んでいない方は、こちら→ヨガをすると眠れる理由
・成長ホルモン
それで、シャバーサナがどうして大切か・・・なのですが、この時間はいわばクールダウンの時間です。
上がった体温を下げ、交感神経から副交感神経へと移行させ自律神経を整え、緊張した筋肉を脱力させます。
この時間がもしなければ、
朝いちばんに行ったヨガの場合、
昼前から昼食後にかけて猛烈な眠気に襲われます。
ま~眠気に襲われて、ちょっと昼寝をすればいいのですが・・・。
問題は夜。
夕方からよるにかけて行った場合、交感神経が優位のまま、
夜寝つけず、やっと寝たと思っても、なんだか浅い眠りになります。
眠りには2種類あると言われています。
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」
「レム睡眠」は夢を見るような浅い眠りで、心の処理をしていると言われています。
うつ病やストレス障害があるとレム睡眠が多くなると言われており、
レム睡眠を調節することでうつを予防できるともいわれています。
「ノンレム睡眠」は夢をみない深い眠りで、体のメンテナンスをしていると言われています。
この時間に成長ホルモンが出ると言われています。
また、このレム睡眠とノンレム睡眠は90分ごとに交互に現れると言われていますが、
そのバランスは体内時計で管理されているので、
0時から6時のうち0時から3時くらいまではノンレム睡眠の深度が深くなります。
明け方になると眠りが浅くなりレム睡眠が多くなります。
ヨガのあとのリラックスのポーズでは、寝ているのか寝ていないのか、夢のような、考えているような・・・
何とも言えない時間=レム睡眠の状態を10分ほど経験します。
この時間がないまま夜のヨガを終えたとします。
すると交感神経が優位のまま、眠れず0時を過ぎ、眠りについたのが2時だとします。
するとノンレム睡眠=体のメンテナンスをする時間=成長ホルモンが出る時間が少なくなり、
睡眠のバランスが崩れます。
なので、夜のヨガでは必ず一度クールダウンの時間を多くもつ、というのがとても大事なのです。
帰ったら、ごはん食べて寝るだけだからと思って、リラックスのシャバーサナをあまりきちんと取らないのはNGです。
HOTスタジオでのレッスンの際にシャワー室が混んでいるんです。
だから、足早に帰られる方がいらっしゃいます。
「ヨガの効果が半減するので、できれば最後まで寝て帰ってください」とお伝えしても、
シャワーを浴びるのも大切なのでどうしても急いでしまう・・・。
気持ちはわかるのですが、ヨガをお伝えする立場としては残念で仕方ない・・・。
今回は長くなりましたが、眠るのって本当に大切なのです~!!!
ヨガで快適な睡眠をとれるようになりましょうね
では
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